平成28年4月19日(火)午後5:00より、プラザ・アペア「リモナの間」において、
東京都行政書士会大田支部平成28年度定時総会を開催しました。
平成28年度第1回大田支部研修会は、平成28年6月29日(水)午後2時30分より大田区消費者生活センター第5集会室にて『納税証明書オンライン請求の概要について』をテーマに、蒲田税務署のご協力の下で行われました。
講師をご担当いただいた蒲田税務署管理運営部門上席国税徴収官大島正貴様は、「e-Tax」の普及に従事されている国税オンライン・サービスのスペシャリストであり、納税システムに関する幅広い知識を有していらっしゃいました。
今回の研修は、(1)所得税確定申告書の作成から納税証明書請求までの流れについて、(2)納税証明書のオンライン請求手順について、(3)マイナンバー(社会保障・税番号制度)導入に伴う納税証明書請求時の留意事項について、の3点から構成されていました。
いずれも税務に関連するものであり、私たち行政書士が依頼される業務とは直接的には関わらないものですが、参加者の関心は高かったようで、会場となった大田区消費者生活センター第5集会室(通常の研修会場よりやや広め)は多くの会員で一杯になりました。
参加者には、事前にPCまたはスマートフォンを持参することでe-Taxの利用に必要な手続きがその場で実践できる旨の案内があり、実際に研修当日は、プロジェクターを用いて、大島様自らオンライン上での操作手順を大型スクリーン上に示しながら手続きの流れをご案内いただきました。
決算書作成についての説明では、単にオンライン操作の説明ということだけではなく、青色申告そのものについても丁寧にご説明いただきました。参加者の中には行政書士登録後、間もないため、まだ個人事業の決算申告に不慣れな方も何人かおられ、熱心にメモを取る様子が見られました。
納税証明書取得については、導入されたばかりのマイナンバー制度を踏まえつつ「窓口」「郵送」「電子ファイル」といった受け取り方法ごとに、取り扱いの違いが示され、特に代理人が取得する場合の取り扱いについては、かなり踏み込んだところまで、ご説明がありました。
講義終了後の質疑応答においては、利用者側の対応機種など含めて細かい質問もありましたが、全て丁寧にご回答いただきました。参加者全員、オンライン納税、納税証明書取得の基礎知識を身に着け、事業者としての業務の効率化、また、顧客へのアドバイスに役立てることができるのではないかと思います。
平成28年8月5日(金)午後6時15分より、大井町のきゅりあんイベントホールにおいて、恒例の大田・品川・目黒・港の四支部合同研修会が開催されました。四支部と他支部を合わせて、107名の方が出席され、本年度の幹事は、大田支部が務めました。
今回は、大田区保健所生活衛生課(民泊の申請窓口)、環境衛生担当係長の伊藤弘之様を講師にお迎えし、「国家戦略特別区域外国人滞在施設事業(特区民泊)」についてのお話をして頂きました。
実際に特区民泊の認定申請の審査をなさっている、大田区のご担当係長様の直接のお話とあって、認定されるためにはどのような点に注意する必要があるのかなど、大変、具体的なお話を伺う事ができました。
近隣住民への周知の方法、緊急事態が発生した場合の外国語を用いての24時間対応の必要性、消防法令に適合しているかの確認など、特区民泊を申請するために満たさなくてはならない審査・指導基準がどのようなものであるか、また、民泊を行う物件が賃貸物件である場合の注意点や、集合住宅の場合の物理的な要件の難しさなども理解しやすく説明して頂きました。
特区民泊の申請の事務手続きについても大田区への事前相談に加えて、所轄の消防署への事前相談が必須であることなど、手続きの手順についても詳細な話をお聞きする事が出来て、行政書士にとっては実務と直結する内容で、大変興味深いものでした。
今回の研修内容の「特区民泊」は、大田区が日本で初めて、特区民泊に関する条例を制定した区であることもあり、注目度も高く、大変多くの参加者がありました。
残念ながら、来年からは港支部が独立して、四支部合同での研修会は今回が最後という発表が有りましたが、研修後の懇親会には、68名の方が参加され、楽しく有意義に親交を深める事が出来ました。
平成28年度大田支部新入会員懇談会が9月1日(木)午後5時40分より、大田区消費者生活センター第6集会室において新入会員17名を含む31名が参加し下記内容で開催された。
T:川邉支部長:挨拶と行政書士としての心構えについて
報酬の決め方の注意、法改正はビジネスチャンスの時である、先輩との横のつながりを持とう。
U:
(1)湯原先生:入管申請業務について
他士業とのつながりが大切、入管法をよく学習し、入管に相談することも大切である。
(2)坂本先生:風俗許可
この分野は特にクライアントの見極めが大切である。他士業、不動産業者からの紹介が多い。風俗法の改正があったこと。質問があったら気軽に相談に来てほしい
(3)堀江先生:建設業許可
都道府県の手引書、国交省の手引書の重要性の説明。更新時の注意、毎年の決算書の提出。決算書を読めるようにしなければならない。
(4)大松先生:成年後見
法定後見、任意後見について。報酬について。
行政書士は申し立の、添付書の作成ができるが申し立てはできない。
(5)佐藤先生:相続
相続人の確定が重要である。職務上請求書に関して。行政書士が出来ることは遺産分割協議書の作成である。
この分野は特に他士業との連携が重要である。
(6)西坂先生:支部とのかかわり方、支部活動案内
支部の催しに積極的に参加し、先輩の先生とのパイプ作りに心がけよう。
その後、3名との質疑応答があり、川邉支部長の終わりの挨拶の後、新入会員懇談会は午後7時30分に終了した。
また、終了後、懇親会が行われ26名が参加し、盛況に終了した。
平成28年9月14日10時45分から大田区立蒲田小学校において、大田支部会員11名が参加して法教育授業を実施致しました。
「子供だから関係ない!??身近な生活と関わりのある「法律」と「契約」の話?」をテーマにして、小学校5年生を対象に、大田支部の滑川知也先生・青葉隆先生に講師を務めて頂き、前半は「法律」と「契約」について児童のみなさんに判りやすく説明をしていただきました。
まず、漫画本の購入や友人とのものの貸し借りを事例にして、それが売買契約や使用貸借契約という「契約」である事を児童に理解してもらい、次に「小学生が購入した500円のお弁当は返品出来るのか?」といった、児童の生活にも密着した事例を取り上げて、お小遣いの範囲で買い物をした場合の契約についての話をして頂きました。具体的な内容だったので、児童も自分の実経験と照らし合わせて考える事ができているようでした。
後半ではさらに「契約」について深く考え、意見を出し合ってもらうために、児童たちにも起こりうる3つの問題をグループディスカッションしてもらいました。
(1)親に内緒で10万円のパソコンを購入した場合、返品は出来るのか。
(2)オンラインゲームで年齢を偽って5万円を課金された場合は、支払いをしなくてはならないのか。
(3)親の同意書を勝手に記入してスマートフォンの契約をした場合は、取り消すことができるのか。
小学校5年生の児童なら現実にもあり得るような身近な問題でもあり、社会問題となることも多いオンラインゲームやスマートフォンを取り上げる事には、小学校の先生方の関心も高く、児童たちもディスカッションするための話題には事欠かない様子でした。時間が不足してしまうほど真剣で白熱した討論を重ね、児童たちからグループとしての意見を発表してもらいました。
中には、参考資料として配布してあったルビ付きの民法の条文を根拠として上げ、解答してくれるグループ発表もあって、我々としても頼もしく思うと同時に驚かされました。
授業時間内の短い時間でしたが、児童に楽しく熱心に話し合ってもらうことで、法律がいかに自分達の身近な所でも使われ、自分達の生活にも密着しているものと知ってもらえた授業だったのではないかと思います。
また、今回は蒲田小学校のご厚意で児童と一緒に給食を頂くという機会をいただき、授業の後、児童のみなさんと親睦を図ることが出来ました。これも地域の小学生のための法教育活動を繰り返すうちに学校の先生方からも信頼と好感をもって頂くことが出来るようになってきた表れではないかと考えます。
児童のみなさんと直接話しをさせもらうことにより「行政書士」という仕事に少しだけ興味を持ってもらえたのではないか、とも感じました。
今後も大田支部では、地域の学校への法教育活動を継続していきたいと考えております。
平成28年9月19日(月・敬老の日)、明治神宮外苑軟式球場にて、今年もあいにくの雨の中、第11回ソフトボール大会が開催されました。
全24チーム、応援者を合わせて約500名の参加者が集まりました。
今年は開催時期をずらしたため、全6球場の内の4球場が使用でき、再び1日のみのトーナメント戦で行われることになりました。
開会式では、前回優勝の渋谷タイガースの選手宣誓と、毎年恒例の常住豊会長と中西豊名誉会長による始球式が行われました。
今年の大田WINGSはスターティングメンバーが9名しか集まらず、1名足りなかったため、急遽応援者の田村日出子会員にメンバーに入っていただきました。
これにより大会特別ルールの女性アドバンテージで、毎試合2点が追加されることになりました。
1回戦の相手は優勝経験のある品川ブラックヘッズです。
メンバーが全員おそろいのユニホームでとても強そうに見えますし、実力も相当なものです。
監督同士のじゃんけんの結果、後攻になりました。
1回表に2点を取られましたが、その裏の攻撃で打線がつながり5点を取り返しました。
2回表に1点を取られましたが、2回裏はこちらの打線が爆発し、5点を追加しました。
3回表はエース山川文明会員が三振を奪う好投で0点に抑えました。
大会規定の試合時間30分が経過したため、裏の攻撃をすることなく、10対3で勝利しました。
勝利の記念にスコアボードを背にしてメンバー全員で記念撮影をしました。
2回戦はシードの江東パイレーツとの対戦です。
今まで何回も一緒に練習しているので、強敵だということはわかっていました。
こちらも点数を入れましたが、相手のクリーンナップを中心とする強力打線に打たれて、健闘むなしく6対7で惜敗しました。
今年は2回戦で負けてしまいましたが、来年は今回参加できなかったゴールデンルーキー数名を入れてベストメンバーを組み、優勝できるチームにしたいと思います。
大田WINGSでは、ソフトボール部員を随時募集しています。
ソフトボールを通じて会員同士の親睦を深めることができますので、興味のある方はぜひ参加してください。
特に女性のプレーヤーは大歓迎です。よろしくお願いします。
平成28年11月3日(木祝)に、大田支部の懇親企画として、横浜市鶴見区生麦にある「キリンビール横浜工場」の見学ツアーに参加しました。
当日は18名の大田支部の会員が工場見学ツアーに参加しました。
ガイドの方の丁寧かつはっきりとした案内のもと、最新の映像を観たり、実際の工場の設備を俯瞰したりしながら、「キリン一番搾り」ができるまでを体感することができました。
やはり実際にビールを製造している工場の現場に行き、中で体感してみることで、キリンビールの「こだわりの製法」と「うまさの秘密」を知ることができ、キリンビールの魅力を存分に味わうことができました。
工場内を一通り見学した後は、お待ちかねの「試飲」の時間です。この試飲の時間は、時間制限はあるものの、3杯まで無料で試飲することができます。大田支部の面々は、「待ってました!」と言わんばかり全員がビールを選択し、「キリン一番搾り」などのビールを思う存分堪能していました。後ほど行われる懇親会のことはすっかり忘れて、のどごし抜群のビールを約30分間味わうことができました。
工場見学終了後は、工場の敷地内に併設されている「スプリングバレーブルワリー」というレストランに移動し、16名の大田支部の会員の参加のもと、懇親会を開催しました。懇親会でも、美味しい料理とともに様々な種類のビールを存分に堪能することができました。美味しいビールを存分に堪能できたせいか、会員同士の会話も普段以上に大いに弾み、さらなる横のつながりが構築できたのではないかと思います。
平成29年1月18日(水)午後6時30分より、西蒲田のプラザ・アペア「ヴェレナ」の間におきまして、「大田支部新年賀詞交歓会」が開催されました。
なお、当日は、松原忠義大田区長は他の公務との関係により代理の方の出席となりました。
湯原玲奈先生及び和久田貴之先生の司会で始まりました会は、川邉支部長からの挨拶の後、松原忠義区長の代理で出席されました須藤常好様、衆議院議員石原宏高様、大田区議会議長大森昭彦様、東京会の常住豊会長の代理で出席されました柴野和夫副会長からご挨拶を頂き、戸嶋保治先生の音頭により乾杯をした後、しばし酒肴を楽しみながら歓談に移りました。
その後、戸嶋保治先生が長寿者(米寿)として披露され、ご来賓としてお越し頂きました大田区に関連する国会議員、都議会議員及び区議会議員の先生方からご挨拶を頂きました。
最後に、出席している今年度の大田支部新入会員を紹介し、各々からの挨拶の後、堀江寛寿先生による中締めと司会者和久田貴之先生による閉会の辞をもって、有意義でありました新年賀詞交歓会も散会となりました。
なお、新年賀詞交歓会の出席者の内訳は、大田支部会員34名、ご来賓は松原忠義区長代理の須藤常好様、東京会常住豊会長代理柴野和夫副会長、日本政策金融公庫大森支店杉村孝一様、民進党森愛様に加え、議員の先生方29名の合計67名でした。
ご来賓の議員の方々(敬称略・順不同)
衆議院議員:平 将明・石原宏高・松原 仁
都議会議員:鈴木晶雅・神林 茂・鈴木章浩・藤井 一・遠藤 守
区議会議員:田中一吉・松原秀典・高瀬三徳・大森昭彦・松原茂登樹
深川幹祐・渡司 幸・松本洋之・岡元由美・勝亦 聡
広川恵美子・玉川英俊・田村英樹・大橋武司・小峰由枝
椿 慎一・田島和雄・末安広明・山崎勝広・岡 高志
松原 元
平成29年2月16日(木)品川区立総合区民会館『きゅりあん』5階「第2講習室」にて、大田支部・品川支部暴力団等排除対策委員会合同研修会が開催されました。
大田区管内の4警察署(蒲田、大森、池上、田園調布)より9名、品川区管内の4警察署(品川、大井、荏原、大崎)より8名のご参加をいただき、東京都行政書士会 常住豊会長、東京都行政書士会暴力団等排除対策委員会 梶原義弘副委員長、大田・品川両支部会員39名を含め、計58名の研修会となりました。
まず、大田支部川邉佳夫支部長の挨拶に続き、常住会長より暴力団等排除対策研修会の必要性など、梶原副委員長からは各会員への本会暴排講習への参加呼びかけをお願いしたいとのお話がありました。
荏原警察署から刑事組織犯罪対策課課長代理富田宏様と同じく暴力団対策係係長吉田浩一様、田園調布警察署からは刑事組織犯罪対策課課長代理平尾治彦様より、それぞれ最近の暴力団の情勢、暴力団排除等の状況について、お話しいただきました。
また、昨今、摘発が増加傾向にある外国人の偽装結婚問題や暴力団等に介入された場合の具体的な対処方法など、大変ためになるお話もいただきました。
その後、警視庁が企画制作した暴力団等排除啓発DVDを鑑賞し、契約等に際し「表明確約書」「暴排条項」の重要性を再認識しました。
最後に、武田敬子代表委員による暴力団排除宣言を行い、品川支部金子琢哉支部長の謝辞により閉会しました。
研修終了後の懇親会場には、多数の方にご参加いただきました。
立食形式だったため、来賓の皆様や会員同士の意見交流などスムーズに行え、大変充実した研修会となりました。
平成29年2月23日(木)に、大田区内の小学校にて法教育授業を実施しました。
大田支部会員の参加者は10名で、メインの講師は菖蒲悠太会員が務め、サブの講師を根崎知恵子会員が務めました。
対象は小学校5年生の2クラスです。授業のテーマは「身近にある法律と契約について学ぶ」ということで、はじめは児童たちも難しそうな内容でやや困惑していました。
授業では、「法律」や「契約」などのキーワードが書かれたボードを黒板に貼ったり、書店で漫画を買っているところの写真やノートパソコンの箱などを児童たちに見せたりして、視覚に訴えかける授業を展開しました。そのことで、多少なりとも興味や関心を持ってくれて、徐々に発言の頻度も多くなり、授業開始時よりも教室全体が盛り上がってきました。
授業では、身近な法律と契約にまつわる事例を3つ紹介し、それぞれ児童たちに考えてもらう時間を作りました。その後、積極的に意見を述べてもらい、「なぜそのように考えたのか」という理由まで、しっかり発言してもらうように工夫しました。3つの事例のうち、最後に取り上げたオンラインゲームの事例が児童たちは一番悩んでいたようで、今後、実際に起こりうる事例だっただけに、記憶にも鮮明に残ったのではないかと思います。
また、毎年恒例の「民法の条文」の資料も配布したところ、やや難しかったようですが、中には民法の条文を根拠にして発言をしてくれた児童もいて、講師一同声をあげて感心する場面もありました。
2クラスでの授業の後は、ちょうど給食の時間だったため、教室で児童たちと一緒に給食をご馳走になりました。
2月23日の法教育実施をもって、今年度の法教育活動は終了しました。大田支部では、来年度以降も大田区内の学校で法教育を実施していく予定です。
平成28年度事業の最後を飾る第3回大田支部研修会は、講師3名による3つのテーマという、やや変則的な形式で取り行われました。当日は、事故による電車の遅れなどもあり、開会時間を少々遅らせる事態となりましたが、他支部からの参加者を含め32名の方にご参加いただきました。
第1部の講師をご担当いただいた生島清身先生は、大田支部に所属する行政書士でありながら、
第2部は、同じく大田支部の行政書士である佐藤祐一先生による相続業務に関する講義が行われました。佐藤先生は司法書士の資格もお持ちで、両方の資格を生かして多くの相続案件を受任される実務派の先生です。今回の研修では、行政書士の視点で、相続手続きを基礎から丁寧に解説いただき、配布されたレジュメと資料を読み進めれば行政書士としての相続業務の概要が、一通り理解できるようになっていました。基礎から、とは言いながら、戸籍制度の変遷に伴う注意点や、各種証明書類が取得できない場合の取り扱いといった、実際の経験がないと話せない内容が満載で、中級レベル以上の方にも十分ためになる講義でした。「やらないと分からないので実務にどんどんチャレンジして欲しい」という最後のお言葉は、特に登録間もない会員には心強かったのではないでしょうか。
第3部は、日本政策金融公庫大森支店・国民生活事業融資第二課長の杉村孝一様による講義でした。杉村様は、当支部の平成27年度研修会においても講師をお務めいただいた経緯があり、今回も時間の限られた中、行政書士業務に関連付けた融資業務について丁寧にお話しいただきました。前回同様、まず公庫の組織について解説いただきましたが、単なる前置きでなく、政策金融という特殊な業務を理解するうえでとても有益なお話でした。その後、パンフレットを用いながら、ソーシャルビジネスに関する融資制度の解説が行われました。ソーシャルビジネスは、日本ではまだ未成熟ですが、今後大きく発展の見込まれる分野の1つです。その発展のカギの一つが資金繰り、金融機関との付き合い方であり、普段から福祉系の許認可や地域活動に接することの多い我々行政書士にとって顧客サービス向上の大きな手掛かりとなり得る講義でした。
各講師とも、それぞれに特長があり、なおかつ限られた時間の中でも非常に充実した講義内容でした。本年度の最後を締めくくるのに相応しい研修会ではなかったかと思われます。
平成27年4月21日(火)午後5:00より、プラザ・アペア「リモナの間」において、
東京都行政書士会大田支部平成27年度定時総会を開催しました。
平成26年4月22日(火)午後5:00より、プラザ・アペア「リモナの間」
において、東京都行政書士会大田支部平成26年度定時総会を開催しました。
平成26年7月18日(金)午後2時より、平成26年度第1回支部研修会が、大田区立消費者生活センターで開催されました。
今回は「医療法人業務の概要と設立認可申請〜信頼される法務コンサルタントへの第一歩」と題し、東京都行政書士会大田支部会員であり、過去に東京都の福祉保健局内の医療法人係に派遣され、専務的指導員をなされていた経験を持つ福原健太先生をお招きしお話し頂きました。
参加者は、31名であり、その半数以上が他支部会員であったように、多くの方がこの分野に関心を持っていると感じました。
実際の講義は、前半は、初心者にも分かりやすいように「医療法人とは」と言うところから入り、基本的なところを中心にお話し頂きました。後半は、医療法人設立へ向けた具体的なスケジュールについてなどを中心にお話しを頂きました。いずれの説明にも福原先生自ら多くの資料をご用意して下さり、その資料を見ながらであったため、初心者にも非常に分かりやすいものでした。また、福原先生のこれまでの業務や指導員としての経験を踏まえたお話しに事例を交えて伺えましたので、参加者は、今後の業務をする上でも非常に参考になったと思います。
福原先生には、お話し頂くことが非常に多いにも関わらず2時間と言う限られた時間で何とかお話し頂きましたが、参加者の関心の高さから、質疑応答を含めると大幅に予定の時間が伸びるほどでした。参加者にとっては、すぐにでも業務に役立てることのできる非常に充実した研修会だったのではないでしょうか。
講義終了後は、研修会場近くの中華料理店で懇親会が開催され、講師と研修参加者、そして参加者同士の情報交換が活発に行われました。
平成26年8月8日(金)午後6時30分より、城南(大田・品川・目黒・港)地区を中心とする年1回の四支部合同研修会が大井町駅前にある「きゅりあん」で開催されました。
毎年四支部の中から、持ち回りで幹事支部を決めていますが、今年度の担当は品川支部でした。また、今回の参加者は、四支部合計で77名(うち大田支部の参加者は11名)でした。
学習院大学法学部の教授である櫻井敬子先生を講師にお迎えして、「行政不服審査法の改正と展望」についてご講演いただきましたが、櫻井先生はたくさんの法律関係者がバイブルとしている行政法の著名な基本書を執筆されているということもあり、お話の一つ一つに大変説得力があり、非常に有意義なお話を聞くことができました。
6月に行政書士法改正の法律案が可決成立し、行政書士にとっては行政不服申立ての代理権獲得が実現した矢先での今回の「行政不服審査法」に関する研修会でしたので、ほとんどの参加者が目を輝かせて櫻井先生のお話に集中していたように思いました。
また、櫻井先生は、学問的な内容以上に、非常に実務的なお話をたくさん盛り込み、かつ、わかりやすい事例やユーモア溢れるお話も取り入れていて、聞き手を飽きさせないテンポの良さや間の取り方等、講演の内容以外にも勉強になることが盛りだくさんでした。
研修会終了後は、近くのイタリアン料理店で四支部合同の懇親会が開催され、大田・品川・目黒・港の各支部の垣根を越えた、楽しくもあり、かつ有意義でもある積極的な交流の場となりました。
支部懇親イベントとして、2014年10月17日(金)、崎陽軒横浜工場見学を行いました。
創業者である野並茂吉氏の時代より「横浜」というローカルビジネスにこだわった崎陽軒の歴史をはじめ、「シウマイ」誕生秘話から駅弁などの時代を映すパッケージの展示を見学した後、工場の製造ラインを見学。こだわって作られた一つ一つのシウマイが箱詰めされ、最後に製品となるまでの一連の工程を楽しく知ることができました。
最後はもちろん、シウマイと月餅の試食も頂き、食欲の秋にぴったりの楽しい懇親イベントとなりました。
御参加頂きました皆様、ありがとうございました。
平成26年11月7日(金)大田区消費者生活センターにおいて、「新入会員との懇談会」が開催されました。
最初に、川邉支部長より、行政書士の営業活動の心構えについてお話しがあり、行政書士の陥りがちな業務上の『甘いワナ』について具体例を交えながら注意を促されました。
特に、新入会員の方々に関心の高い、営業方法、実務の学び方、報酬の定め方、国際業務における注意点等についての経験談を伺えるということは、貴重な機会になったものと思います。
次に、新入会員ひとりひとりが、業務についての質問を発表し、ベテラン会員が答えるというスタイルで進行しました。
誰しも初心者の時期があり、業務を教えてくださった諸先輩方に感謝の気持ちを思い出す時間になったことと思います。
新入会員にとりましても、横のつながりを持つ大きなチャンスになり、支部内の親睦を深める懇談会になりました。
平成26年11月29日(土)、明治神宮外苑軟式球場にて、第9回ソフトボール大会が開催されました。
全22チーム、応援者を合わせて500名を超える参加者が集まりました。チーム数が増え、トーナメント戦を行うことが難しくなってきたため、今回は全チーム午前と午後に2試合ずつ行い、勝点・得失点差・総得点により順位を決め、上位2チームが決勝戦を行い、優勝チームを決めることになりました。
開会式では中西会長のご挨拶の後、セクシーなコスチュームに身を包んだ女性2名と男性1名(前回優勝渋谷支部)が高らかに選手宣誓をしました。
我らが大田WINGSの第一試合の相手は、本大会初出場の目黒ホッピーでした。
川邉支部長がじゃんけんに勝ち、先攻を選びました。新入会員2名のランニングホームラン等で先制し、鉄壁の守備で途中までリードを守っていました。
しかし、試合途中から雨が降ってきてグランドがぬかるんだ影響もあり、守備の乱れを付かれて3回の裏に同点に追いつかれ、4回に勝ち越されてしまいました。
4回が終了した時点で制限時間に達したため試合終了となり、9対11で惜しくも敗れてしまいました。
第一試合の終了後、雨が本降りとなり試合続行が難しくなってきたため、残念ながら午後の試合は中止となりました。
閉会式は会場を移して、信濃町の駅ビルの居酒屋で盛大に行われました。
午前の第一試合の勝点等の結果、優勝は板橋フェアリーズでした。
今回は負けてしまいましたが、チームの実力は着実に上がってきています。
来年度は練習の機会を増やし、次回の大会では良い成績を残せるようにがんばりたいと思います。
大田WINGSでは、ソフトボール部員を随時募集しています。
ソフトボールを通じて会員同士の親睦を深めることができますので、興味のある方はぜひご参加ください。
特に女性のプレーヤーは大歓迎です。よろしくお願いします。
平成27年1月16日(金)午後6時30分より、西蒲田のプラザ・アペア「アルベール」の間におきまして、「大田支部新年賀詞交歓会」が開催されました。
坂本副支部長の司会で始まりました会は、川邉支部長からの挨拶の後、東京会の中西会長の代理で出席されました星野精一副会長からご挨拶を頂きました。
当日は、残念ながら、松原忠義区長は他の公務との関係で、代理の方の出席となりました。
その後、榊原三根先生の音頭で乾杯し、しばし、酒肴を楽しみながら歓談に移りました。
その間、ご来賓としていらっしゃいました大田区関連の国会議員、都議会及び区議会の各議員の先生方からご挨拶を頂きました。
更に、褒章受章者・長寿者が披露され、その中で、当日ご出席の瑞宝双光章を受賞なさいました藤嶋英二郎先生からご挨拶を頂きました。最後に今年度の大田支部新入会員を紹介し、川口富弘先生による中締めと坂本副支部長の閉会の辞をもって、有意義でありました新年賀詞交歓会も散会となりました。
なお、新年賀詞交歓会出席者の内訳は、大田支部会員33名、ご来賓は松原忠義大田区長代理区長政策室室長須藤常好様、中西豊東京会会長代理星野精一副会長、遠藤英嗣公証人に加え、議員の先生方が28名の合計64名でした。
ご来賓の議員方々(敬称略・順不同)
衆議院議員:平 将明・松原 仁・石原宏高
都議会議員:鈴木晶雅・神林 茂・鈴木章浩・藤井 一・田中 健
区議会議員:安藤 充・田中一吉・松原秀典・松原茂登樹・高瀬三徳・大森昭彦・
伊佐治剛・押見隆太・深川幹祐・冨田俊一・松本洋之・岡元由美・
勝亦 聡・清波貞子・広川恵美子・田村英樹・大橋武司・玉川英俊・
岡 高志・森 愛
ご協力頂きました先生方に御礼申し上げたいと思います。
平成27年2月10日(火)の研修を受講した。暴排研修は三度目だが、今回の暴追都民センター代表理事の講義は、資料満載(スライドが5秒に1枚速射砲のように繰り出される)の、これまで以上に内容の濃い研修だった。
わかったことは、震災、東京五輪をビジネス・チャンスととらえる反社会的勢力がいることを踏まえ、公助、共助、自助の役割分担を絵に描いた餅にしてはならないこと。すなわち、行政書士各自が身を守る意識をもって、依頼者との契約に際し「表明・確約書」と「暴排条項」を徹底する、つまり自助を実践することにより、共助(暴追センター)、公助(東京都)との有機的なつながりが生きてくることが理解できた。
なかでも、確約書に生年月日を記入させるよう誘導することが最重要だと、今回初めて知った。なぜなら、そうすればデータと照合してヒットするのである。
彼が誰なのか。あるいは誰でないのか。個人情報保護意識の高まりの中で、このようなデータベースを維持することがいかに困難なことか。関係各位のご苦労はどれほどだろう。また、データにヒットすれば、無条件で契約解除ができるとともに、行政書士法第12条に書かれた依頼を拒める「正当な事由」に該当することも確認できた。
早速、事務所に帰り、東京会のサイトから確約書等の様式をダウンロードした。「人は見た目が9割」という新書もあるが、“人は見かけによらぬもの”というのもまた真実だろう。紹介された客でない一見の依頼者が特に問題になる。万が一に備えて今日の研修の成果を有効に活用するつもりだ。研修を企画された両支部の関係の方々に深く感謝します。 (大田支部 青葉 隆)
平成27年2月20日(金)、大田区立赤松小学校5年生の児童に、法教育授業を行いました。
テーマは、【みんなの身近にある「法律」と「契約」について考えてみよう!】です。
モノの貸し借りも契約のひとつであること、契約は申込みと承諾によって成立すること、を導入として解説。さらに、書店で児童に人気のあるマンガを購入する場面を写真パネルで示しながら、申込みと承諾をおさらいしました。
本題としては、民法第5条・第21条をもとにした題材を3つ用意し、児童の意見を発言してもらう時間を設けました。
予想を上回る児童たちの活発な発言によって授業は非常に盛り上がり、担任の先生からは「身近な法律のことを子どもたちにわかりやすい言葉で解説をしてもらいよかった。」とのご感想をいただきました。
学校との打ち合わせの際、担任教諭から「子どもたちには、文字・絵・音(言葉)の3つのアプローチを行うことで、全体の理解が深まる」というご指導をいただきました。
そのおかげで、キーワードの文字盤、写真パネルの用意をすることの効果を確認することができたと思います。
また、児童に考える時間を与え、意見が変わったら「なぜそう思ったのか?」を聞き取り、意見の変更を認める配慮をすることができました。
法律の専門家として授業を作り、行いましたが、教育の専門家である教師の皆様から学ばせていただくことが多く、今回の法教育授業は、我々大田支部にとって、学校との協働の礎になれたのではないかと思います。)
平成27年3月6日(金)午後6時より、平成26年度大田支部第3回研修会が大田区蒲田の「消費者生活センター」で開催されました。
今回の研修会のテーマは「風営申請の実務と現状(受任から許可まで詳細に)」です。担当講師は、大田支部の副支部長であり、かつ東京都行政書士会風俗営業部の次長でもある南秀明先生です。今回の参加者は23名(うち東京都行政書士会の他支部の先生が1名・栃木県行政書士会の先生が1名)でした。
研修会の内容は、主に初任者向けのもので、これまでに風俗営業の許可や届出を行ったことのない行政書士でもきちんと研修会についていけるものでした。
担当講師の南先生は、東京都行政書士会の『風俗営業許可 届出ハンドブック』とオリジナルのレジュメを用いながら、風俗営業業務の基礎的な内容にもきちんと触れられていて、業務の全体像が明確に把握できるものでした。また、一般的な手引き等に掲載されている内容のみならず、実際に風俗営業業務を行っていく中で見えてくるポイントや注意点にも数多く触れていただき、「現場の生の声」をうかがうことができました。
また、南先生は、営業経路や見積り・図面作成・実査・許可の通知と許可証の受け取りのことなども詳しく説明されていて、まさに「受任から許可まで詳細に」お話ししていただきました。とても濃い内容のお話ばかりで、研修時間の2時間があっという間に過ぎてしまいました。
研修会終了後は、近くの料理店で懇親会が開催され(参加者15名)、今回の講師である南先生を囲んで様々な情報交換をするとともに、参加者同士においても、楽しくもあり、かつ大変有意義な懇親の場となりました。
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